PAPER & PENCIL
論理パズルを、
紙で整理する三つのコツ。
頭の中だけで全部覚えておく必要はありません。迷ったときは、記録の置き方を少し変えてみましょう。
1. 「分かっていること」と「考えたこと」を分ける
問題に書かれた条件は確かな記録。そこから導いたことは、推理の途中経過です。線を引いたり、違う欄に書いたりすると、いつの間にか仮定を事実として扱うことを防げます。
喫茶店の問題なら「客が四人、控えが三枚」は記録。「一枚が一人分」は、まだ仮定です。誰が精算したかと、誰が飲んだかを分けて整理します。
喫茶店のレシートで試す →2. 時刻には、必ずラベルを付ける
「10時10分」だけを書くと、正しい時刻なのか、店の時計が示す時刻なのかが混ざります。「時刻印」「本当の時刻」「ずれ」の三列に分けましょう。
例えば、時計が二分進んでいる場合、時計が10時10分を示す瞬間の本当の時刻は10時08分です。「表示=本当の時刻+ずれ」と置くと、引き算の向きを確認できます。途中で時計を調整した場合は、調整の前と後を分けて候補を探します。時刻だけで決まらないときは、残った荷物など別の記録も使います。
四つの時計で試す →3. 地図では、場所だけでなく持ち物も記録する
同じ部屋でも、鍵を持つ前と後、パネルを持つ前と後では、できることや通れる道が違います。「場所・持ち物・シャッターの状態・経過時間」を一組でメモすると、同じ部屋に戻る意味が見えてきます。
線が短く描かれていても、所要時間が短いとは限りません。問題に数字が書かれている場合は、その数字を足します。移動以外にかかる作業時間も、別の一行にしましょう。
90秒の道順で試す →ヒントは、続きを考えるために。
行き詰まったら一段だけ開いて、いったん閉じる。答えを読んだ後は、どの条件を使えばその一歩が出たのかを確かめる。速さを競わず、自分に合う進め方を探してください。
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